外壁塗装のトラブルはなぜなくならない?

こんにちは! 竹内工業です。
早いものでもう年末ですね。本年も大変お世話になりました。

さて、今回は外壁塗装のトラブルについて記事にしようかと思います。
悲しいことですがこの業界は非常にトラブルが多く、時代を経ても減少の兆しは見えてきません。
その理由はさまざまですが、気を付けることで未然に回避することもできますので、ぜひ参考にしてほしいと思います。

■外壁塗装でトラブルがなくならない理由

外壁塗装でトラブルがなくならない理由としては以下のようなものが代表的です。

・手抜き工事でも分かりにくい
外壁塗装は手抜き工事をされてしまうことが多いです。
とくに完工直後は正攻法で行われた工事の仕上がりと明確な差が見られず、2~3年たったころに剥がれが見られるなどして発覚します。

塗料メーカーによる規定の希釈率を無視し、通常より薄くした塗料を塗る。
下地処理を適切に行わない。
乾燥時間を確保せず、強引に工事を進める。

ほかにも施工不良になる要素はありますが、このようなルールを無視した工事をしても元請けや施主が見破るのは難しく、発覚するまでは野放しであることが多いです。
実績のある塗装店を選ぶことが重要でしょう。

・無理な値引きで、品質を守れない
外壁塗装にはさまざまな費用がかかり、およそ100万円ほどの費用がかかります。
しかし、お得感を出そうと「足場代はタダにしますよ」などと言い、無理に安くしようとする営業も。
このような値引きをしたせいで、必要最低限の品質を守ることができず、施工不良になるケースがあります。
グレードの低い塗料を使ったり、少ない塗料で薄く塗ったり。

無理な値引きを謳う業者や、契約を急ごうとする業者には注意したほうがいいでしょう。

・職人の技術、知識不足
外壁塗装では塗装以外に、お家のメンテナンスを同時に行います。
どのようなメンテナンスが必要なのかはお家に寄りけりですが、職人側の技術や知識が不足していると、劣化を見抜けないばかりか、間違った方法で工事をしてしまうこともあるでしょう。

新しい製品についての情報を取り入れることもなく、勉強しないまま何年も同じ工事をする業者もいるかもしれません。
昔は正解だったとしても、今は高い機能をもつ製品があるのも珍しくなく、本来ならアップデートが欠かせない業界です。
業者の経験年数が長いか短いかでは判断がつきにくいですが、直近の施工事例などをチェックしてみるといいかもしれません。

■まとめ

外壁塗装の優良業者を選び当てるなら、以下のポイントに注意してみるといいかもしれません。

・会社の所在地などが明確
・訪問営業ではない
・無理な割引を提示しない
・塗料メーカーのルールを守っている
・新しい知識を取り入れている

また、万一トラブルに遭遇したら、第三者の相談機関に問い合わせてみましょう。

・消費者センター
・住宅リフォーム・紛争処理支援センター
・法テラス

できるなら、正しく塗装工事を行ってくれる業者を見つけるのが一番です。
成功することを祈っていますね!

以上、竹内工業でした!


一覧ページに戻る